内装工事施工事例
T様邸
床鳴りについて
床を歩くとギシギシ、キュッキュッと音がする事を床鳴りと言います。これはフローリングが人の重量でたわみ、継ぎ手が擦れるために発生します。
フローリングが新しい新築などでもこのような現象は発生する事がありますが、このような場合はクレーム対象と見て良いと思います。通常の場合では経年劣化と共に10年過ぎたあたりから発生する事が多いです。
しかし、この床鳴りは下地との関係で発生する場合もあり、フローリングの貼り替え工事だけで完全に解消されるとは言い切れません。1階の場合は束柱、下地材料も関連し、それが原因となっている場合もあるからです。
トラブルを避けると言う意味でも、今困っている事が見積もり内容のリフォーム工事で完全に改善されるのかを、施工業者に十分な説明を受ける事が重要になります。
学校の床はなぜ濃い色なのか?
人類が二足歩行を覚え、文明が発達するまでの期間は非常に長いです。その長い期間で、人類は自然と共に暮らしていました。その人類が大地で暮らす中での風景を想像すると下から順番に、土、森、空を見てきたはずです。
要するにその光景は下から上に向かって順番に明るくなっていきます。この配色が人類に与えた影響は大きく、人間にとって自然で落ち着く色彩なのです。
ここで学校の基本的な色彩計画を見ると、下から順番に、濃い色のフローリング、中間色の腰壁、明るい壁クロス、さらに明るい天井クロスとなっていて、これが定番です。
この学校の配色は、まったく自然の原理を意識していると言えます。落ち着きという要素が必要な学校の学習環境には最適な配色なのです。お子様の部屋を「かわいらしく」という理由で、奇抜な色彩でお考えの施主様は、このような事例にも配慮される事をお勧めします。
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